社労士試験にゼロから独学で合格する方法[決定版]
社労士試験にゼロから
独学で合格する方法[決定版]
もしあなたが社労士の勉強をしたことがあれば、こんな悩みを感じたことはありませんか?
- 「テキストの内容がちっとも頭に入らない」
- 「過去問は膨大だし、とても全部覚えられない・・・」
- 「覚えれば覚えるほど似たような項目が多くて混乱してくる」
- 「選択式でたった1問に泣いてしまった」(あんなに勉強したのに・・・)
これは毎年悲鳴のように聞かれる声です。
でも大丈夫です。
「社労士合格だけを目指した勉強法」を行えば、知識ゼロから「独学」で、「短期間」に合格している例は珍しくないのです。
はじめまして、社会保険労務士の坪義生(つぼよしお)と申します。
社労士試験の講師をはじめてから19年になります。
まず簡単に自己紹介させていただきます。
講師名: 坪 義生 (つぼ よしお)
・じんじ労務経営研究所所長
・労働保険事務組合 鎌ヶ谷経営労務管理協会会長
<資格試験の講師歴等>
大学在学中に、以下の国家資格を取得。※いずれも初回の受験で合格
・『社会保険労務士試験』(大学3年)
・『宅地建物取引主任者試験(現:宅地建物取引士試験)』(大学2年)
・『行政書士試験』(大学2年)
次の予備校で指導を行う。
・東京リーガルマインド [ LEC ]
・ヒューマン・アカデミー(学科長)
・総合ゼミナール
・日本マンパワー(通信教育インストラクター)
社労士予備校の講師としては4つの予備校で講座を持ち、多くの合格者を送り出す。カリキュラム編成、教材の制作や模擬試験の作成にも携わる。
<著書、教材>
・『社会保険・労働保険の実務 疑問解決マニュアル』(三修社)
・『管理職のための労務管理のしくみと実務マニュアル』(三修社)
ほか、書籍ならびに論文の執筆は多数。
※詳しくはプロフィールをご覧ください。
知識ゼロから「独学」「6ヵ月」で合格
知識ゼロから
「独学」「6ヵ月」で合格
これからお伝えするのは社労士の「試験問題の特殊性」に注目し、まずは「合格だけ」を目指す方法です。
社労士として活躍するには、合格後の研鑽が不可欠ですので予めご理解ください。
個人的には、重箱の隅をつつくような設問が多い、現行の試験制度の改革を願っている一人ではありますが、すぐには叶わないでしょう。
そうすると、あなたには少しでも早く社労士試験を突破していただくことがベストです。
これから最短距離で試験を突破できる学習法についてお話します。
平日の『朝1時間、夜1時間半の勉強』で
6ヶ月後に合格ライン突破
平日の『朝1時間、
夜1時間半の勉強』で
6ヶ月後に合格ライン突破
社労士試験に合格するためにトータル何時間ぐらい勉強する必要があると思いますか?
一般に多くの講師は「合格するために計1000時間前後の勉強が必要」と受験生に伝えることが多いものです。
仮に半年で合格しようと思った場合、「毎日5~6時間の勉強」をしないと1000時間をクリアできません。
もちろん仕事をしながらこの勉強時間を確保するのは不可能でしょう。
また、先日、ある社労士受験コンサルタントの方が、 「社労士試験に合格するには(1年間で)1200時間の勉強が目安です」 と言われていました。
これを聞いて「ずいぶん多いなぁ。なぜだろう?」と思い、そのコンサルタントの人の本を読んでみたところ、次のように書いてあったのです。
「基本書に載っていることは全て大切。素人にはどこが重要かは判断できないのですから、全て覚えておくべきです。」
つまり、基本書を丸ごと覚えようとする勉強法だったわけです。
しかし、社労士試験に合格するには約7割の得点でOKです。
満点を目指すのでなければ、1000ページにもおよぶ基本書を丸ごと覚える必要はありません。
ここがポイントなのですが、社労士試験の問題を分析すると、出題分野・項目には明確な傾向や偏りがあります。
ですから、基本書を丸ごと覚える勉強は、「無駄」な部分が多く、とても「負荷のかかる」勉強法と個人的には考えています。
私が考えるプロの講師の仕事は、 「受験生の負担を最大限減らした勉強量」・・・このギリギリOKの最低ラインを提示することだと思っています。
私が「19年間の指導経験」と「過去30年分の過去問の徹底的な分析」から確立した「6ヶ月合格プログラム」では、一般に言われている半分以下の勉強時間で合格圏内に入ることができます。
仕事が忙しい平日でも朝1時間、夜1時間半の勉強で合格ラインを突破できるプログラムです。
(※朝が忙しければ夜まとめて勉強でも可。休日はもう少し勉強時間を取ります)
もちろん、初学者が独学で合格する、という前提です。
今までこの勉強法を実行した受験生は、実際にそれぐらいの勉強時間でも合格しています(例えば、法律の知識ゼロから始めて短期間で合格した、事務職の女性の方などは何人もいらっしゃいます)。
「ここもあそこも捨てて良い!」
~得点を取れる人は知っている~
「ここもあそこも捨てて良い!」
~得点を取れる人は知っている~
もしかしたら「やっぱり予備校に通うのがベストだろう」とあなたは思われているかもしれませんね。
(私も講師なので言いにくい話ではありますが)公平・冷静に判断してもらうため、多くの予備校に共通する内部事情についてお伝えしたいと思います。
一般論とお断りした上で、ここからは業界の改善も願いながら書きます。
例えば、予備校のテキストには意外な欠点もあります。
それは「合格するためには無駄な部分が多い」ということ。
どのテキストでも「ここは重要!」や「注意!」といったワンポイントがあります。
しかし、しっかり精査してみると、それは合格という観点からすると読み飛ばしてしまってもほとんど問題がない項目であったりします。
なぜ、そういったことが起きるのでしょうか?
- ①商品や講座として成り立たせるため(余分な記述を入れてでもボリュームが必要)
- ②テキストに無い部分が出題されるとクレームの元になる
(重要度が低くても記述する。不合格の場合、テキストを覚えていなかった受験生へ責任転嫁できる意味も・・・) - ③教材制作者の経験という主観に基づいて書かれている
(データが古かったり、データにもとづいていないため最新の出題傾向とずれる) - ④教材作成上の諸事情(本試験後、次年度開講までに大急ぎで作り上げないといけない、等)
・・・といったことがあげられます。
こうした要素が様々に絡み合い「試験に出ない無駄な部分が多いテキスト」ができあがってしまうのです。
念のためですが「合格という観点からは」無駄が多いという意味です。
その結果として試験に出ない無駄な勉強を強いられることにもなるので注意しなければなりません。
なお、あなたが既に予備校に通っていたとしても、予備校で言われることの全てを鵜呑みにせず、試験に出るポイントに絞って学習し(・・・その方法があります)、遠回りせず最短距離で合格していただきたいと思います。
この試験の怖いところは、最短距離を意識して走らないと、いくらでも遠回り(長い人は10年以上!)できてしまうところですから・・・。
半分以下の勉強時間で合格する方法とは?
半分以下の勉強時間で
合格する方法とは?
勉強時間を他の受験生の半分以下で合格しようとしたら、3つのポイントを必ず押さえます。
①「ここだけを覚える」
②「短時間で覚える」
③「覚えたことを点数につなげる」
これらを徹底して行います。
まずは、「ここだけを覚える」に関わる話をしましょう。
私はもともと分析をすることが好きで、社労士試験の講師になる前は経済専門のシンクタンクに勤めていました。
A4たった1枚分の業界分析レポートに対し、100万円の報酬が付くような付加価値の高い調査や情報分析を行っていました。
私は「分析の専門家」として仕事をしてきましたが、シンクタンクで培った分析のスキルは社労士講師になってからも大いに役立っています。
試験を攻略するためには、どのような問題が出題されるかという一定のルールを見出すことがとても重要なことです。
こんなエピソードがあります。
ある大手資格予備校で、私が司法書士試験の講師をしていたときのことです
(*司法試験に次ぐ法律系の超難関資格試験です)
模擬試験の問題を作るにあたり、過去に本試験で出題された問題の分析を徹底的に行ってみました。
この試験は記述式が難しいと言われていたのですが、分析した結果、私はあるルールを見つけることができました。
端的に言うと、「どこから記述式の問題が出されるか」というルールを発見したのです。
これは当時、ほとんどの人が気づいておらず、記述式の対応にはどの予備校も苦慮していましたので、発見した後は興奮を押さえられなかったことを覚えています。
そして、ルール通りに出題の予想をしたところ、本試験の出題をズバリ的中させることができたのです。
後日、そのことが評判になり、予備校内で高い評価を受けました。
その予備校の経営者から直接依頼され、出題ルールを記した方法論は正式に契約してお譲りしました。
ちなみに、その予備校の経営者は、ある社内会議の場で「なぜ他にもたくさん講師がいる中でこのことをもっと早く分からなかったのか!」と幹部職員を叱責していたと後日伝え聞きました。
さて話を戻しますと、大手の有名資格予備校でも出題の分析を緻密にやっているわけではない、ということをそのときに確信しました。
私からみると社労士試験において出題の法則性はかなりはっきり存在します。
「出題される可能性の極めて高い箇所」を特定できれば、最も効率的な学習ができることは言うまでもありません。
だから、私の提唱する「ツボ式学習法」を実践してもらえれば、これから社労士の学習を独学で始める人でも短期間で十分合格が狙えるのです。
そして、出題されるであろう箇所を絞り込むことは、方法さえ知っていればあなたにもできます。
他人に「ここが出るよ」と言われた箇所ではなく、自分で見つけた「出題予想箇所」であることに実は大きな意味があります。
どの問題が試験に出るかを特定するには?
もしかしたらあなたが社労士試験に関する情報をよく知っている場合、「過去問を繰り返しやるのが合格の最短距離だろう」と思われているかもしれませんね。
しかし、過去問だけでは残念ながら不十分なのです。
確かに、毎年過去問から繰り返し出題されますし、過去問だけ繰り返しやっていれば合格できた時代も確かにありました。
しかし、近年過去問からの再出題は減少しています。
現在は、過去問以外の出題が合否を分けるポイントになるのです。
つまり、過去問に加えて
「過去に未出題だけど出る可能性が高いところ」
を勉強してはじめて合格ラインを突破できるのです。
これらを「試験に出るツボ式重要事項」と言っておきます。
では、何が「ツボ式重要事項」なのか?
それは基本書の中に潜んでいるわけですが、さらに②「短時間で覚える」、③「覚えたことを点数につなげる」について知っていただきたいことがあります。
本来は直接あなたにお伝えできれば一番よいのですが、現在は本業の社労士事務所のほか、大学で教鞭をとり、論文の執筆、専門誌での連載、社労士試験をはじめ講師活動も忙しいため、なかなか叶わない状況です。
そこで、「試験に出るツボ式重要事項」を明確にし、短時間でしっかり覚え、短期間でも合格ラインを突破できる具体的方法を、一冊の教材(マニュアル)に全て詰め込みました。
この教材には、「初学者が独学で社労士試験に短期間で合格できる方法」について学習法を中心に徹底的に詳しく書いています。
たとえば、
- ・過去問と基本テキストについて、スピード合格のための使い方(詳細)
- ・「選択式」の新傾向問題で得点するための対策 [重要]
- ・使用すべき参考書(具体的な市販書を推薦)
- ・社労士試験に抜群の効果を発揮する「記憶法」
- ・合格の分かれ目→「得点力(実戦力)」を身に付ける方法
- ・独学で陥りがちな落とし穴を避ける方法(法改正、模試、判例、法律学習経験)
- ・科目ごとの具体的攻略法
- ・やる気がしぼみかけたとき「モチベーション」を復活させる方法
- ・最後の1点まで得点を上積みする本番当日のテクニック(分からない問題でも正答を選ぶテクニック等)
「社労士にスピード合格するツボ式学習法」の内容
この教材の内容を一部紹介します。
出題される問題を特定してしまう方法
出題される問題を
特定してしまう方法
過去問にプラスアルファで必要なことは?
社労士試験において過去問は重要です。
では仮に、過去7年分の過去問題を10回繰り返して完璧に覚えれば今度の試験に合格できるのでしょうか?
結論を言うとNOです。
過去問だけでは合格ラインである7割を突破できません。
つまり、過去問にプラスアルファが必要ということです。
もちろん、よく出題される法改正事項のほかに、です。
そこで、最も出題可能性の高い「試験に出るツボ式重要事項」を特定する方法について詳しく説明します。
ノートは作らない→テキストをノート化する方法
私は受験生時代に15冊におよぶノート(=自分なりのまとめノート)の大作を作ったことがありますが、その後の模擬試験で30点程度しか取れず真っ青になりました。
この失敗はサブノート学習の致命的な欠点に関わるものです。
いかにあいまいな知識が役に立たないか痛感しました。
ノート作りは不要ですし、私の生徒さん達もサブノートを作らないで合格してきました。
代わりに必要なのは基本書をノート化する方法論です。
「その科目を支配した感覚」を持てるテキストのノート化
一番最初にやってもらうのが「テキスト(基本書)のサブノート化」です。
テキストへの情報の書き込み方やラインマーカーの種類や引き方まで、迷うことが無いよう詳しく説明していきます。
テキストのサブノート化は、一番最初に終わらせてしまうのがポイントです。
すると、その科目に対して精神的な支配感を持つことができます。
なぜなら、どこを勉強すべきかというツボ式重要事項まで一気に明確になってくるからです。
社労士の勉強における注意点
法改正の中で出題されやすいもの
法改正事項は重点項目であり、高い確率で出題される部分です。
あらゆる受験書で「法改正部分は出題されやすいから押さえておくように」と書かれています。
しかし、それ以上の踏み込んだ出題分析はほとんど行われていないようです。
実は、本試験の対象となる法改正事項がまんべんなく出題されるわけではありません。
出題の傾向を細かく分析すると、試験問題の仕込み時期に関わりがあることが分かります。
そこであなたが取るべき対策は2つあります。
「試験に出る通達」だけ覚える
(法律の条文以外の出題である)「通達」の重要性が一般に強調されるあまり、深みにはまるベテラン受験生が少なくありません。
全ての法律科目で通達が出されるかというとそういうわけではなく、中でも圧倒的に多いのは2科目だけです。
予想問題等を解く中ではじめて見た通達を覚えるべきかどうかは、ツボ式重要事項の基準で判断してください。
重要でない通達と判明したら、どんどん捨てていきましょう。
横断学習に注意
最近は受験生の間で横断学習は常識となっています。
しかし「試験に出る横断事項」自体は、実はそれほど多くないのです。
本試験で出題される可能性がほとんど無いにもかかわらず、横断学習のテキストに重要そうに記されている事項は数多くあります。
出版社はボリュームを出して商品にしたいですし、制作者は共通項目で表を作った以上重要度が低くても空欄を埋めて全て完成させたくなります。
横断学習も、試験に出るツボ式重要事項に絞って覚えていきましょう。
社労士試験に最適の記憶法
私は学生時代から記憶術と名の付くものはほとんど手を出してきました。
最近の脳科学や認知心理学の知見に基づき、社労士試験で記憶術を使う際のコツについて解説しましょう。
覚えたことをずっと忘れない記憶法
丸暗記のチカラ技では誰でもすぐに忘れてしまいます。
試験で重要なことは、一度記憶したことを「長期間覚えていること」です。
そこで、最近の認知心理学の研究でも明らかになった、「脳の構造にあった反復法」を使いましょう。
とっておきの記憶法 ~一生忘れない記憶の貯蔵庫へ~
脳にはたった一回の経験で、ほぼ一生忘れないという記憶の貯蔵庫があります。
受験に合格したときのことや、初めて異性とデートしたときのことは、一度経験したらわざわざ反復しなくてもずっと覚えていますよね。
この強力な記憶の貯蔵庫を社労士の暗記に活用できる、とっておきの方法を特別に紹介しましょう。
ただし、あまりたくさんの人が多用すると私の立場的にまずいので(汗)、個人の範囲内の使用でお願いします。
「細切れ時間」を使い「長く忘れない記憶」におさめる
よく言われるような「細切れ時間を活用しよう!」という単純な話ではありません。
長く忘れない記憶に収めるための方法があるのです。
通勤時間などの細切れの時間に活躍するツールも紹介しましょう。
ちなみに、本番直前にも大変チカラを発揮します。
覚えただけでは不十分。合格のための「実戦力」をつける方法
「実戦力」は合格のための必須条件
試験に出るところを覚えればそれでOKか、というとそうではありません。
「実戦力=点数を取るチカラ」が必須です!
残念ながら多くの受験生は「覚える」ことに最後まで格闘し、この実践力(=得点力)を付ける前に時間切れになってしまいます。
合格の鍵となる「実戦力=得点力」を身に付ける方法をお伝えしましょう。
独学でのテキストの選び方
「市販の教材で合格する」のがツボ式学習法の特長の1つです。
独学受験者は本屋に行ってその種類の多さにどれを選んでいいのか迷ってしまうでしょう。
そこで、定評ある受験書を具体的な書籍名で推奨しています。
基本書はどう選ぶ?
・・・定評ある受験書は複数ありますのでその中から具体的に推奨します。
この学習法における基本書選びの注意点があります。
あまりにカラフルなもの、過去問を適当に入れ込んでいるものは、「基本書をノート化する」という点ではあまり適切ではありませんのでその点はご留意下さい。
過去問題集(その1)
このプログラムでは7年分を使用していただきます。
3年分は少なすぎ、10年分は短期合格では負担が大きいというところです。
数ある過去問題集の中から、1冊だけ推奨します。
横断事項
「試験に出るツボ式重要事項」だけに絞って学習してください。
およそ出題されない事項もたくさん載っていますので、無駄な暗記をすることは避けましょう。
定評あるテキストを1冊挙げておきます。
予想問題集
予想問題集は意味のある部分に限って使うのが賢い使い方です。
その判断をする方法をお教えします。
やるべき量の少なさにきっと驚かれることでしょう。
これもお勧めを2冊挙げておきます。
過去問題集(その2)
仕上げの段階で、過去問の攻め方を変えましょう。
「実戦力(=得点力)」を強化して万全を期すためです。
この時期まで使ってきた過去問題集とは別に、必要な形式で、必要範囲をまとめてある唯一の過去問題集を1冊挙げておきます。
科目別の攻略法
各科目の「出題の傾向」、「頻出項目」、「攻略法」、「最低限押さえておくポイント」を具体的に解説します。
- ◇労働基準法(通達・判例まで出題)
- ◇労働安全衛生法(非常に専門的で細かい出題)
- ◇労災保険法(科目最初の保険制度、通達も出題)
- ◇雇用保険法(手続の基本的流れが出題)
- ◇徴収法(計算問題が出題されて最も実務に近い科目)
- ◇健康保険法(保険給付が中心、難問も出題)
- ◇国民年金法(制度は難解でも本試験での出題はオーソドックス)
- ◇厚生年金保険法(やはり保険給付が頻出、特別支給の老齢厚生年金も)
- ◇労務管理その他労働に関する一般常識(労働経済の統計が必ず出題)
- ◇社会保険の一般常識(出題分野のウェイトが変化、しかし・・・)
一般常識科目(労一、社一)に関しては、白書の中で押さえるべきポイントをお伝えします。
科目によって今まで出題されたことのない「通達」や「最高裁の判例」も出題されます。
これも「試験に出るツボ式重要事項」の基準で学習しましょう。
試験に受かる「模擬試験の扱い方」
「模擬試験の選び方と取り扱い方」は大変重要です。
私は、かつて大手資格予備校で教材作成や問題作成に携わっていた経験から、このことは強くお伝えしたいところです。
模擬試験を受けて思うように得点を取れず、悩んでしまうのはあなただけではありません。点数は気にしないようにしてください。
模擬試験の復習方法は本当に重要
復習する範囲は試験に出題される可能性の高い部分だけにしてください。
模擬試験では見たこともないような問題が出ることも多いですが、「試験には出題される可能性がほぼない」事項を覚えるのは賢明ではありません。
というよりもやってはダメです。
記憶に容量があるとしたら、試験に出る内容だけで頭の中を満たしてください。
なお、ここまでくると模擬試験で出題された問題が良問か否かまでも判断できる力がついているはずです。
本番1週間前から全科目を復習する
余裕の直前期を過ごす方法
一般的に多くの受験生は不安な気持ちで直前期をむかえます。
勉強してきたことを覚えているか、自信がもてないのです。
特に、「法律は理解が大事」とばかりに、覚えることから逃げてきた人は当然そうなります。
いくら制度趣旨、仕組みを理解していても、細部が自然と覚えられるはずはないのですから。
でもこのプログラムを実践してきたあなたは大丈夫。
直前1週間を余裕のある気持ちで送ることができるでしょう。
直前期は具体的に何をやればよいか?
この時期に「やるべき問題集」について説明します。
うろ覚えになっていることをやっつけていく具体的な方法も説明します。
その上で「どうしても間違えてしまう問題」が最後は残るでしょう。
その克服方法をお伝えします。
本番での試験問題の解き方
解法の裏技テクニック
皆目見当のつかない難問、分からない問題にあたった場合の正答を選ぶ裏技です。
法律にはほとんどの場合、例外があります。原則と例外です。
これを逆手にとった解法の裏技テクニックをお教えしましょう。
大手資格予備校で模擬試験の問題作成をしていたこともあり、私は問題の作り方を知っています。
未知の問題が出た場合は、鉛筆を転がすよりもこの裏技を使ってください。
解答の手順はこうする ~6つのルール~
緊張感から思いもよらないミスが起きてしまうのが本番の試験です。
思わぬ間違いを避けるために、試験問題を解く際の「6つのルール」をしっかり頭に留めておいてください。
特に最後の2つのルールは大切です。
多くの受験生がこの基本ルールに反して失敗した悔しい経験を持っています。
「マークシートミス」を簡単に無くす方法
択一式問題では、緊張したり焦っていると、自分が知っている内容の選択肢が見つかるや否や、それを解答と勘違いしてマークシートしてしまうことがあります。
「そんな馬鹿なことは自分は絶対しない」と思われるかもしれません。
しかし、恥ずかしながら私自身こうしたケアレスミスを何度か犯したことがありますし、講師の間では受験生にこの種のミスがよく起きることは常識です。
○✕を逆にしてしまうミスを防ぐ、一番簡単で即効性のある方法をお伝えします。
また、飛ばした問題の解答を詰めて記入してしまうミスもしばしば起きます。
芋づる式に解答がずれてしまうため致命傷になりかねません。
この手のマークシートの記入ミスを防ぐ具体的テクニックもお伝えします。
これでこの手のケアレスミスが無くなるから安心です。
試験中の「ど忘れ」を克服できる対策
試験中にどうしても思い出せなかった答えを、帰り道でフッと思い出した・・・といった悔しい経験はありませんか?
頭の中にはインプットされていたのですが、思い出せなかったのです。
本試験では頭の中から必ず「答えを引き出せる」ように対策をお伝えします。
試験会場で脳を完璧に働かせる方法
前夜の過ごし方と、脳を絶好調の状態にする具体的方法です。
今まで頭の中にインプットしてきた情報は試験本番中に確実に引き出せなければなりません。
そのためには脳が完璧に活動してくれる必要があります。
そのための脳への栄養の与え方もお伝えします。
<付録> 本試験直前チェックシート / 会場への持込について・・・etc.
合格ライン突破のタイムスケジュール
合格ライン突破の
タイムスケジュール
独学で初学者の方が、ゼロから勉強を始めて合格するための具体的スケジュールをツボ式プログラムとして作ってあります。
6ヶ月合格プログラム
平日は朝1時間と夜1時間半(計2時間半)、土日は4時間の学習時間で合格するプログラムです。
働きながらでもこなせるプログラムに仕上げています。全体を大きく3期に分けてそれぞれの期にやるべきことを、月別の学習科目および各科目の学習時間まで詳しくお伝えします。
1年合格プログラム
平日は1時間半のみ、休日には週1回3時間の勉強で合格するプログラムです。
6ヶ月コースと同じく具体的な学習科目、時間などを詳しくお伝えします。
*もちろん、前年の秋から勉強を始めるという方もいるでしょうし、事情によりかなり短い期間で合格する必要がある方もいるかもしれません。
また、平日・土日の学習時間を増減したい場合もあるでしょう。
そういった場合でも、自分の状況に合わせてスケジュールを作れます。
いかがでしょうか?
あなたが一人で勉強を進めても途中で決してやり方に迷わないよう、すぐそばで手取り足とりコーチングしているような内容に作りこみました。
このツボ式学習マニュアルのメリットをまとめると次のようになります。
- ・独学でゼロから6ヶ月で合格する力を付けられる
- ・試験に出る事項を徹底的に押さえ、他の受験生の半分の勉強時間で合格圏に入れる
- ・記憶術を駆使して効率よく覚えられる
- ・科目別の具体的な攻略法がわかる
- ・選択式試験にも差別化できる対策ができる
- ・本番の試験で100%実力を発揮できる方法がわかる
- ・試験本番では最後は裏技を使ってでも点数を底上げできる
- ・トータルで、最もお金をかけずに合格ラインを突破できる
教材価格について
ここでは販売元である東京教育出版(株)より説明させていただきます。
ツボ式学習法は、独学の受験生がゼロから最短距離で合格できる学習法の秘訣が詰め込まれた教材です。
一般の予備校で教えてしまうと利益相反になるノウハウでもあり(予備校の存在意義が薄くなるため)、今後もこういった方法論が教えられることはないでしょう。
また、大手の社労士予備校を利用した場合、総合講座に加え、オプションの単科講座などを入れると、費用は18万円~30万円ほどかかることが多いようです。
本教材は坪先生の社労士として19年間の指導経験と学習法研究、過去問分析の集大成ということで、通常価格は29,800円とさせていただきました。
ただし、坪先生からは少しでも多くの受験生にこの学習法で合格して欲しいという希望があり、また昨今のコロナ下の厳しい状況も考え、「独学受験生応援」として特別価格でご提供したいと思います。
現在お申し込みいただいた方には14,700円(税込、送料込)で提供いたします。
※本特別価格は、状況により予告なく終了いたします。あらかじめご了承ください。
さらに、独学のあなたが、もしつまずいたときにも安心して学習を進められるよう、ご質問に対する坪先生のメールサポート(無料)も行っています。
ツボ式学習法の中でお薦めしている市販の教材は合計で1万円前後ですから、本マニュアルと合わせて約2万5千円で社労士合格が可能だとしたら、かなり費用対効果が高いと言えるのではないでしょうか?
『社労士に独学スピード合格するツボ式学習法』
著者名 | 坪 義生 | |
---|---|---|
販売元 | 東京教育出版(株) | |
ページ数 | 164ページ | |
価格 | 14,700円(税込、送料込)*独学応援!特別価格 (通常価格:29,800円) |
14,700円(税込、送料込) *独学応援!特別価格 (通常価格:29,800円) |
おわりに
私が講師をはじめて19年経ちましたが、結論は変わりません。
「社労士試験は、試験に出るところだけ押さえれば合格できる!」
···ツボ式学習法を実践する中で、このことを実感できる瞬間がやってきます。
合格のためには「試験のための知識」を覚える必要があります。
試験のための知識は実務とは隔たりがありますし、社労士になってから新たに研鑽すべきことはたくさんあり、そこからが本当の勉強のはじまりと言えます。
だからこそツボ式学習法で、試験はなるべく早く、次の1回で突破していただきたいと思います。
ツボ式学習法では、はじめて法律の勉強をするという20代の女性の方々がいらっしゃいますが、これまでに独学で短期間に合格できた受験生の共通点があります。
それは、余計な先入観が何も無いため、素直にツボ式学習法を実行できたからです。
記憶力の才能も法律学習の経験も必要ありません。
まずはマニュアルの通りにやってみるだけでいいのです。
そうすれば途中で「確かな手応え」を感じられるはずです。
仕事柄多くの経営者や企業で活躍する方々に会っていますが、成功する人はとにかく行動が早いものです。
ツボ式学習法で合格への一歩を踏み出してください。
あなたが社労士試験に合格できるよう私もできる限り応援します。
受験生の声
『合格証書』
択一式50点オーバー。お見事です!
・某大手製造メーカーに勤務中 (*ご都合により仮名とさせていただきます)
東京教育出版 編集担当者(以下、編集者)
まずは合格おめでとうございます!
野口さんから合格の連絡をいただき、こちらも本当に嬉しかったです。
野口さん
はい、11月5日の官報の発表で合格がわかり、翌日には簡易書留が届きました。
8月は家族にもいろいろ協力してもらったので、妻は「来年は夏休みがあるのね!」と喜んでいました。(笑)
編集者
では伺いますね。ツボ式学習法にはどんな期待がありましたか?
野口さん
試験まで残り半年を切っていて、独学であまり情報が入ってこないこともあり、内心相当焦っていました。
やり方に手詰まりしていたというか、何かを変えないとまずいと思っていて。
そんなときホームページでたまたま坪先生の方法論をみて、思わず飛びつきました。
編集者
内容的にはいかがでしたか?
野口さん
坪先生はとてもスカっとした説明をされていて、非常に分かりやすく、やるべきことが明確でした。
例えば、過去問のチェックの仕方、まわし方がとても役に立ちました。
苦手部分をつぶすのにも、すばやく覚えるのにも役立ち、大変有り難かったです。
私の知る限り、坪先生の出題予想の方法論を提唱している人はいないと思います。
はじめて知ったときは、なるほど理にかなっていると感じましたし、いま振り返っても非常に優れた方法だと思います。
また、本番では問題の正誤の見分け方も有効に使わせてもらいました。
あと面白かったのが、具体的に市販の参考書を勧めているところ。
こういうの、見たことがないですよね。
他の人の宣伝をするわけですから、なかなか面白い先生だな、すごいなぁと感じました。
「はじめて社労士の勉強をするけど、どの教材を選んだらいいだろう?」という人にとても役に立つと思います。
編集者
お役に立てたようで嬉しいです。 ちなみに本試験でのエピソードなどありますか?
野口さん
国民年金の選択式の問題は、見た瞬間「なんだこれはっ!?」という感じでした。
知っているか知っていないかですけど、あれは個人的にはよろしくない問題かと・・・。(*難問すぎるとネットは炎上に近い反応もありました)
それでも、なんとか最後2つまで絞り込んで・・・結果間違えた方を選んでいましたね(笑)
編集者
そういうことがあっても受かるということが、実力がついていたということなのでしょうね。
ちなみに、坪先生はご自身の講義のテキストにはあの表を載せていたそうで、さすが「分析と予想の坪先生」という感じでした。
選択式にあの表が出される必然性があったそうです。
野口さん
いやー、それはさすがですね。そのお陰で助かった受験生もいたでしょうね。
編集者
今後はどうされるのですか?
野口さん
これから経営の勉強もしたいので中小企業診断士、技術士を狙おうと思っています。
坪先生の方法論には感謝していますし、別の試験でもツボ式をバンバン使わせていただきます!
以前行政書士を目指したときは残念ながら途中で挫折してしまいました。
独学で勉強の仕方がよくわからなかったため、ずっと不安を抱えたまま勉強を続けていました。
今回、社労士の勉強を始め、通学した方がよいのでないかと考えつつも、独学で何かいい勉強法はないものかと考えていたときにこの教材のことを知りました。
ツボ式学習法を読み進めていき、合格ライン突破スケジュールや具体的な学習手順が紹介されるにつれ「独学でもこの方法なら何とかなるんじゃないか。これが自分の求めていたものだ」と確信するようになりました。
独学で受験勉強を行う上で学習者が一番不安に思うのは、果たして自分が本当に効率的な方法で勉強しているか、ひょっとしてとても無駄なことをしているんじゃないか、学習スケジュールもこれで本当に間に合うのか、今つまずいてしまって理解できない箇所もスクールで講義を受ければすんなりわかるんじゃないか・・・といったところではないかと思います。
それらの不安が全て氷解するような内容になっています。
今まで感じたことない手応えを掴めており、坪先生に本当に感謝です。
3年前より独学で社労士の勉強を始めました。
独学で受験勉強をしながらいつも悩んでいたのは、かなりの種類の参考書がある中で、どれを自分がやるべきで、どんな種類の教材がどこまで必要なのかが全く分からないことです。
プロの講師の意見を知りたくても自分が所属している予備校のテキストが一番と皆言いますし・・・。
先日ツボ式学習法のことを知り、プロの目から見た市販の推薦教材のことを知りたいのと、次回の受験に向けて何かしら手ごたえをつかむことができるのではないかと期待を込めて申し込みました。
読んでみて、推薦教材を具体的に示していただきとてもよかったです。
これで安心して勉強に打ち込めます。
また、勉強法のところでは
「どの部分を」「どのように暗記する」ことが有効なのかの指標ができたことが、これからの勉強にとても役立ちます。(すべてが目からウロコのお話でした)
それから、試験日から逆算して、具体的なタイムスケジュールを示してもらったことも非常に助かります。
示してもらったスケジュールを参考に、次の受験をしてみるつもりです。
そして、後半に科目ごとの出題傾向やよく出るポイントを挙げてもらっています。
具体的かつ核心をついた内容なので、ある意味ここが一番戦略的な価値の高い箇所だったかもしれません。
この教材で示してもらったことを参考に合格を目指します。どうも有難うございました。
この機会に社労士の資格も取得しようと考え、独学で勉強を始めました。
約1000ページにもおよぶ参考書を基本書として使用したのですが、忙しい仕事の合間に参考書を読破することも出来ず、いつも最初から読み始めては忘れ、また最初から読み始める、という非効率なことをしていました。
そんな中、ツボ式学習法に出会い、ガラリと社会保険労務の勉強に対する姿勢(と言いますか、世界観)が変わることになりました。
坪先生は、独学でも「効率の良い記憶法」と「徹底した自己管理スケジュール」で社会保険労務士試験を短期間で突破できると言い切っています。
さらに「有名参考書の有効的使用法」が秀逸です。
どんなに良い参考書にも、その参考書をどんなタイムスケジュールで、どれだけの暗記力を用いて、どんな風に使用してゆくか、という部分までは言及されていないものです。
ツボ式学習法を知ることにより、今まで自力で使いこなせていなかった良い参考書や問題集を使いこなせるようになりました。
これは、とても大きな改革でした。
誰もが持っている脳の力を「記憶術」などでフルに使用して、良書と呼ばれる参考書や問題集を効率良く使いこなしてゆくというツボ式学習法による自己変革が、勉強を容易なものに変えてくれたのです。
社会保険労務士・行政書士でもある坪先生のお名前は以前ある専門学校の講師紹介欄で目にしたことがあり、正確で信頼のおける内容だと思い安心して購入しました。
ところで、私の経験上では、有名な専門学校や通信講座の高額受講料がそれに見合って内容がよいということはありませんでした。
これらの学校の教材を比較しても分かるように、どれもほぼ同じような内容です。
さらに、専門学校や予備校では、豊富な学習量を受講生に押しつけるという傾向があるのをご存じでしょうか?
もし「社労士試験のあの問題の項目は、教材では全く述べられていなかった」と受講者に言われては権威に関わるためです。
実は私自身も、大手専門学校で講師陣の迫力満点の講座を何度か受講した経験があります。
次々に配布されてくるボリューム満点の教材は重圧であり、ある意味では恐怖でもありました。
その度に頭が混乱し、一種のパニック状態に陥っていました。
頑張りはしましたが、講座から提供された分厚い教材の内容のすべてを覚えてこなすことはできませんでした。
ツボ式学習法ではこうした分厚い教材の大部分は暗記不要の項目が意外と多いことを指摘しています。
本当に合格に必要な項目だけに学習の焦点をきっちりと絞り、十数年に一度出題されるかしないかのテーマや項目を外して学習の負担を軽減することを説いています。
試験当日の心構えから解法の裏技まで載せているのは受験生にとっては心憎いほどで、まるで有力な家庭教師が、いつも自分の側に密着してくれて、的確な指示を出してくれているような心強さを覚えます。
最良の受験指南書であるツボ式学習法を心より推薦いたします。